タバコによる害

糖尿病は三大合併症である糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病賢症をはじめとする多くの病気の引き金になります。糖尿病患者さんでは、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが約2〜3倍高くなるといわれています¹⁾。
糖尿病は、1型、2型などに分類されますが、生活習慣と密接に関係しているのは2型糖尿病です。2型糖尿病は、タバコを吸うことによって発症リスクが高まるといわれています²⁾。
また、糖尿病のある人がタバコを吸うと、吸わない人に比べて脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが約2.5倍になるという報告もあります³⁾。
糖尿病による重大な病気を防ぐためにも、禁煙を考えてみてはいかがでしょうか。