タバコはさまざまな病気の原因にCOPD
COPD ― 主な原因はタバコの煙です
喫煙がCOPDによる死亡リスクに及ぼす影響(海外データ)
タバコを吸う人で、「最近、息切れをすることが多くなった」など、気になる症状があれば早めに医師に相談しましょう。
気管支ぜんそく--タバコは発症・悪化の要因になります
気管支喘息は、気管支に炎症が起きて空気の通り道が狭くなってしまい、発作的に呼吸困難になる病気です。タバコは気管支ぜんそくの発症要因でもあり、悪化させる要因でもあります1)。喘息のある人がタバコを吸うと、タバコを吸わない人に比べて、より呼吸機能が低下することがわかっています3)。また、喘息治療薬の効果も弱まってしまうことも報告されています4)。
しかし、禁煙すれば、タバコを吸い続ける人に比べて呼吸機能は回復するといわれています5)。喘息は放っておくと生命の危険もあり得る病気です。喘息のある人は、ぜひ禁煙にトライしてみましょう。