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JFEスチール株式会社

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JFEスチール株式会社

case01

禁煙をサポートしながら喫煙室削減へ

2013年3月末で喫煙室を1ヵ所に

JFEスチール(株)本社では、労働安全衛生法の改正(受動喫煙防止対策の充実・強化)を追い風に、2011年8月より喫煙対策を開始しました。2012年2月にはタバコの自動販売機を撤去、同年5月31日(世界禁煙デー)には、各フロアに設置された喫煙室8ヵ所を半減させました。2013年3月末には喫煙室を1ヵ所に限定する予定です。将来的には「ビル内全面禁煙」への移行を考えています。本社の男性喫煙率は事業所より低い24.3%(2011年)ですが、喫煙室の削減によるさらなる低下が期待されています。
全国の事業所に関しては「環境基準を満たさない建屋内の喫煙室は全て閉鎖する」という全社方針が立てられています。また、建屋内禁煙を目標に各事業所単位で具体的な施策を考え実践しています。

健診の半年前に禁煙セミナー実施

2012年3月から毎月1回禁煙セミナーを開催しています。セミナーでは、受動喫煙の害や「禁煙補助剤で無理なく禁煙して欲しい」ことなどを伝え、実際に禁煙した社員の事例紹介をしています。セミナーの最後には、禁煙の動機付けのために呼気中の一酸化炭素濃度と肺年齢を測定しています。ポイントは、禁煙状況の確認や禁煙のフォローアップができるよう、受講時期を健診の半年前に設定していることです。

サポートメールが心強い、禁煙治療

禁煙治療中の社員には保健師が「禁煙サポートメール」を送り、社員の性格に配慮したアドバイスをしたり、禁煙が続くよう激励したり、続いていることを賞賛したりしています。毎回相手のキャラクターに合わせて作る文面は好評で、ほとんどの方が返信されるのでメールのやり取りが続きます。
禁煙の推奨は、健診や一般外来などで機会を捉えて行っています。大原先生も保健師の熱心な取り組みを高く評価しています。

喫煙室に掲示していたため、ヤニで変色したポスター。健康管理室に掲示して啓発に活用している。

case02 禁煙化準備委員会の活躍でスピーディな建屋内禁煙を達成

準備期間1ヵ月でのスピーディな実行

京浜地区熱延工場では、本社で策定された指針に先駆けて、2011年1月から建屋内禁煙を実施しています。注目すべきは、わずか1ヵ月の準備期間で実現した点です。
2010年12月に工場で設立した禁煙化準備委員会(委員長:佐藤由信作業長)は、直ちに受動喫煙の被害が深刻だった事務所の休憩スペースを禁煙化し、翌月には建屋内喫煙スペースを撤廃。「決まったことは実行する」という精神が浸透した職場ならではのスピーディな実行です。
現在、喫煙できる場所は 12ヵ所の屋外喫煙所のみですが、居心地の良い場所にならないよう順次椅子を取り外しています。

健診と連動した禁煙治療、保健師講話や職場巡視

京浜地区の製鉄所全体の健康管理を担う保健セ

屋外喫煙所を整備している禁煙化準備委員会副委員長大下作業長

ンターでは、保健師が健診の面接を活用して禁煙を推奨しているほか、毎月、工場の衛生委員会で健康講話をしています。必要に応じて産業医の禁煙外来へ誘導し、治療終了後は次の健診で禁煙状況の確認を行います。健康教育や健診と治療を連動させ継続的に禁煙指導を行えることが強みです。また、産業医と保健師は職場巡視の際には必ず喫煙所を確認し、受動喫煙の危険があれば熱延工場を好事例として紹介しながら、改善を要望しています。

熱延工場から広がる禁煙化

建屋内禁煙の開始からわずか1年間で、熱延工場の喫煙率は6.4%も低下しました。西工場長の心に残ったのは、喫煙率の低下に加え、従業員の家族から「何度禁煙するよう勧めても駄目だったのに、職場で吸えなくなったから禁煙してくれた」という感謝の思いがつづられた手紙が届いたこと。この喜びを糧に、禁煙化を他の工場にも広げていこうと働きかけているそうです。

事務所の喫煙室は、改装してリラックスルームにした。


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