STEP2タバコの害について学ぶ

禁煙についてのQ&A

これから禁煙を始められる方へ

Aいいえ、ニコチン依存症ではない喫煙者もいます。
たとえば、タバコを吸い始めたばかりの人や、たまにしか吸わない人では、ニコチン依存症の可能性は低いと考えられます。TDSというテストで、ニコチン依存症のチェックをすることができます

  • ※ 最終的なニコチン依存症の診断は医師が行います。

ニコチン依存症チェック

A下記の要件を全て満たす方は、禁煙治療を健康保険等で受けることができます。

要件を全て満たさなくても、自由診療で禁煙治療を受けられます。

(注)
禁煙治療に健康保険等を使えない医療機関もあります。健康保険等による禁煙治療を希望される場合は、医療機関検索で該当機関を検索していただくか、事前に医療機関にお問い合わせください。また、過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。

ニコチン依存症チェック 禁煙外来・医療機関検索

A禁煙治療1回目の診察日から1年以上経過していれば、健康保険等を使って再び禁煙治療を受けられます。1年経過しないうちに、再び禁煙治療を受ける場合は、自由診療となります。

A入院中は、禁煙治療に健康保険等を使うことはできないため、自由診療となります。 なお、医療機関内はほとんどが禁煙ですので、入院予定のある方は、医師と相談の上、早めに禁煙治療を受けることをお勧めします。

  • ※ 外来で健康保険等を使って禁煙治療を受けている途中に入院した場合、薬剤料は引き続き健康保険等を適用できる場合があります。事前に医療機関にお問い合わせください。

A「ニコチンパッチ」、「ニコチンガム」、「ニコチンを含まない飲み薬」の3種類があります。ニコチンパッチは、1日1回皮膚に貼る薬で、医師の処方が必要な種類もあります。ニコチンガムは、タバコを吸いたくなったときにかみます。かみ方は普通のガムと違うので、注意が必要です。薬局・薬店で購入できます。
ニコチンを含まない飲み薬は、通常1日2回(飲み始めの3日間は1日1回)服用します。医師の処方が必要です。

(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014

A健康保険等を使った禁煙治療では、12週にわたり計5回の診察を受けます。途中で医療機関に通うのをやめてしまった人より、禁煙治療を5回全て受けた人の方が禁煙を続けている割合が高いとの調査結果があります。

禁煙を長く続けるなら、「1人でも禁煙を続けられる」と考えて、医師に相談なく治療を中断するのは避けた方がよいでしょう。

(注)
禁煙中に身体・精神上の気になる症状が現れたら、我慢せず医師に相談してください。
  • ※ ニコチン依存症管理料算定保険医療機関における禁煙成功率の実態調査 (平成21年度)

A健康保険等は使えず、自由診療のみで禁煙治療を行っている医療機関もあります。
健康保険等による禁煙治療を希望される場合は、医療機関検索で該当機関を検索していただくか、事前に医療機関にお問い合わせください。
また、健康保険等の利用には患者様ご自身も一定の要件を満たす必要があります。

  • ※ 禁煙治療に健康保険等を使えない医療機関もあります。健康保険等による禁煙治療を希望される場合は、医療機関検索で該当機関を検索していただくか、事前に医療機関にお問い合わせください。また、過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。

禁煙外来・医療機関検索 健康保険等の適用チェック

すでに禁煙を始められた方へ

A禁煙を始めると、ほとんどの人は「タバコが吸いたくてたまらない」「イライラする」「集中できない」などの症状を経験します。このようなときは、深呼吸、水や氷を口にする、糖分の少ないガムや干し昆布をかむなど、タバコの代わりとなる行動で数分間を乗り切りましょう。少し時間が経てば、吸いたい気持ちもだんだんと楽になってくるはずです。

(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014

A飲み会や接待などの酒の席では、周りの人につられてつい「1本だけ」とタバコを吸ってしまいがちです。禁煙が落ち着くまでは、なるべく外で飲酒しない方がよいでしょう。どうしても断れない場合には、次のようなポイントを参考にしてタバコの誘惑から身を守りましょう。

  • お酒を飲み始める前に、周りの人に禁煙宣言する
  • タバコを吸う人から離れた席に座る
  • 吸いたくなったら水や氷を口にする
(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014

A禁煙をすると、いろいろなニコチン切れ症状が現れます。気分が落ち込んだり、元気が出ないのはその1つです。禁煙を開始してから1~2ヶ月程度におこりやすいので、その間は、趣味など自分の楽しめることをする時間を増やしましょう。
禁煙治療を受けている方は、担当の医師に相談してみるとよいでしょう。

(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014

A禁煙をすると、体重増加を心配されている方が多いようです。これは、味覚や胃腸の調子が改善される、タバコがなく口寂しいなどの理由から、つい食べすぎてしまうためです。口寂しいときには、ノンシュガーのガムやアメ、カロリーの低い干し昆布、氷などを口にするような習慣をつけるとよいでしょう。体重が増えたからといって、急にダイエットを始めると、今度は禁煙がつらくなります。禁煙を続けることで自信がついてきてから、食事と運動で少しずつ減量しましょう。

(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014

A禁煙をはじめて2ヶ月ほど経つと、余裕が出てきて「ここまで禁煙できたのだから、1本くらい吸っても大丈夫に決まっている」と考えることがあります。しかし、多くの人は1本だけでは我慢できず、1本が2本になり・・・と、禁煙前の状態に戻ってしまいます。「1本だけなら・・・」の誘惑に負けてはいけません。いままでの努力や禁煙の効果を思い出して、打ち勝ちましょう。

(参考資料)日本循環器学会, 日本肺癌学会, 日本癌学会, 日本呼吸器学会:禁煙治療のための標準手順書 第6版:2014