STEP1タバコの害について学ぶ

タバコはさまざまな病気の原因に肺炎

肺炎―タバコが肺の健康を奪います

タバコが肺の病気を引き起こすことは、よく知られています。そのうちの1つ、肺炎は細菌やウイルスが体内に入りこんで、肺に炎症を起こします。肺炎になると、発熱、咳や痰、胸の痛みなどが続き、悪化すると健康寿命を損なうことにもつながります。

気道の防御機構として、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入すると、気管支からの分泌液が病原体をからめとり、気道にある線毛によって体外へ運び出そうとします。ところが、タバコを吸っていると線毛の働きが鈍くなり、病原体が肺に届いて炎症を起こしやすくなります。なかでも、インフルエンザに罹患した後、肺炎を合併する危険が高くなります。

タバコの本数と肺炎には関係があります。あなたの肺炎のリスクをチェックしてみましょう。たとえリスクが低かったとしても、吸わない人より肺炎になりやすいことには変わりありません。肺の健康を考えるなら、やはりタバコをO本にするのが一番です。

日本呼吸器学会. 小冊子『肺の寿命の延ばし方』,p18
Almirall, J. et al. : Chest 116(2) : 375, 1999
チェック! 肺炎のリスク

一日に吸うタバコの本数

吸わない人より肺炎に倍なりやすい!

Almirall, J. et al. : Chest 116(2) : 375, 1999より作図