知ってる? タバコが深く関わる病気がん

喫煙は多くのがんと関係

タバコが深く関わる病気として最もよく知られているのは肺がんです。タバコの煙が触れる口腔や咽頭、喉頭も、喫煙により、がんが生じやすくなります。
また、タバコの煙が触れない「胃」や「肝臓」などのがんも、喫煙によってリスクが高まります。

喫煙によってがんのリスクが高まる

やっぱり!タバコの煙が直接触れる部位
  • 喉頭がん
  • 肺がん
  • 口腔・咽頭がん
意外?タバコの煙が触れない部位
  • 食道がん
  • 胃がん
  • 肝臓がん
  • すい臓がん
  • 膀胱がん
  • 子宮頸がん

Hirayama, T.:Life-style and mortality.
A large-scale census-based cohort study in japan S Karger Pub:30, 1990より作図

がんを予防するために、禁煙を始めませんか? 例えば、肺がんのリスクは、禁煙を5~9年続けることで明らかに低下するという報告があります。

Brunnhuber, K. et al Putting evidence into practice : Snoking cessation BMJ Publishing Group : 5, 2007

禁煙で得られるメリット

禁煙後数時間 一酸化炭素レベルが非喫煙者と同じになる。
数日 味覚、嗅覚が鋭敏になる
1~2ヶ月 慢性気管支炎の症状(咳、痰、喘鳴)が改善する。
1年 軽度・中度のCOPD患者で肺機能が改善する。
2~4年 冠動脈疾患のリスクが喫煙継続者に比べてかなり低下する。
冠動脈疾患の患者では、再梗塞または死亡のリスクが約35%低下する。
5年 肺機能の低下速度が非喫煙者と同等になる。
5~9年 肺がんのリスクが、喫煙継続者に比べて明らかに低下する。
10~15年 喉頭がんのリスクが、喫煙継続者より60%低下する。
冠動脈疾患のリスクが非喫煙者と同じレベルになる(まだリスクが高いという報告もある)
10~19年 肺がんのリスクが、喫煙継続者より70%以上低下する。
20年 口腔がんのリスクが、非喫煙者と同じレベルになる。